旦那の死まであと2日① 急変
旦那の最期に立ち会ってから2日経った。
今の私は浮いたり沈んだり、気持ちがコロコロ変わる。
浮くこともあるのは、2歳になったばかりの可愛い息子がいるからだ。
何もわからない無邪気な息子が、甘えてきたり、変顔をしたりするとその一瞬は幸せな気持ちになる。
さて、旦那の最期について。
旦那は約2ヶ月の入院、闘病の末に亡くなった。
入院当初、いつ急変するかわからないと言われていた容態は小康状態と言われるまでに回復したものの、亡くなる2日前にまた急変。
いつどうなるかわからないということで、個室を確保でき次第、病室に付き添うことになった。
コロナ禍、荷物を届けに行っても会わせてもらうことがずっとできていなかったから、そんな状態とはいえ「一緒に過ごせる!」と嬉しい気持ちもあった。
嬉しいというのも変ね。でもやっと会える…という気持ちもあったのは本当だ。