18週*父親に報告(遅
明確なプロポーズもなかったがどうやら結婚することになるみたいです、わたし…
しかもデキ婚。
大丈夫なのか?!
というわけで親に報告することに。
うちはまぁまぁ話のわかる父親に対して母親が若干ケッペキ気味なので、まずは父親だけに話すことに。
しかし、びびって相談がありますとだけ言って呼び出す。
彼氏の話とか普段しないから驚くだろうな…
西荻窪のお寿司やさんで待ち合わせ。
あっ、ちなみにリョータさんはこの日は友人と飲みに行きました。わたしが夜いないとここぞとばかりに自分も出かけるのですね。ふーん。
お寿司屋さんにつくなり、馴染みの店員さんに「とりあえずビールふたつ」と頼む父親。
ですよねー!!
まさか、私が飲まないなんて思いませんもんねー!!
なんとなく、父親も緊張しているようだ。
結婚の話かも、というくらいの察しがついているのかも?
残念でした、こっちはもう一歩先を行ってるもんね!
誰と張り合っとんねん。
運ばれてきたビールでとりあえず乾杯をして、口をつけたふりをしてグラスを置く。
父親は美味しそうにぐびぐび。
なんだか少し申し訳ない気持ちになる。
レールに乗れない娘でごめん。。
さて、先延ばしても仕方が無いので口を開くことにする。
15週*新型出生前診断の結果は…
検査を受けてから約2週間後、クリニックから「結果が出たので聞きに来てください」というメールがあった。
この2週間は本当に生きた心地がしなかった。
もし、もし陽性だったら…
リョータには、障害のある子は厳しいとはっきり言われていたし、(自分らが死んだ後も子供は生きなければいけないから)
わたしだって障害のある子を1人で育てる強さなんてとてもじゃないけどない。
となると、中絶…?
実際、陽性と診断されたご夫婦のうち、95パーセントは中絶を選んだという統計があるみたい。
でも…
ぐるぐるかんがえるうちに外苑前のクリニックに到着。受付には私服のおじさんがいた。
クリニックのブログを見て知ったのだけど、なんだか変な客?がしつこく電話をしてきたせいで受付の女性が退職だか休職だかをしているらしい…大変だ…
待ち時間もなく、名前を呼ばれて診察室へ。
先生がにこにこしている。
「こんにちは。」息が止まりそう!
「大丈夫なお子さんですよ」
息を吐く。よかった…!
その後、結果の紙(英語で書いてあるものと、和訳の紙)と、性別の書いた紙をもらってあっという間に終了。
ちなみに男の子だった。
クリニックは今日のお会計はなし。
全部で172000円払って、新型出生前診断はおしまい。
ちなみに、ここはカトレア会という相互補助会があって、この診断で陽性になった人向けの確定診断=羊水検査費用を負担してくれる仕組みがあった。それが2千円。
クリニックを出てリョータに電話で結果を報告したら、男の子というところにやたら反応して喜んでいた。
そっちかい。
14週*産院を決める
この時期はまだ、産んでもいいのかいけないのか、産むとしても結婚するのかしないのか、
明確な話し合いはできていなかった。
だってリョータさん、いつも酔ってふにゃふにゃしてるから!(怒)
シラフの時なんてもはや朝しかない。
でも私より出勤の遅い彼が朝起きていることは無い…、、
そんなわけでモヤモヤした気持ちのままではあったけど、産院の目処はつけとかなきゃということでいろいろ検索して、まずは「新中野女性クリニック」に電話してみることにした。
ポイントは家の近所なことと、無痛分娩ができること。痛いのほんとダメ…。
ネットで見る限り、
①先生が愛想がなく厳しいらしい。特に体重管理。
②でも赤ちゃんのことは大好きで、妊娠後期になるほど優しくなるらしい。
③お部屋は全て個室で、食事がすごくおいしいらしい ←食いしん坊には重要。要チェックや!
④旦那は24時間面会OK。
(その時旦那がいればな!)
この新中野女性クリニック、かなり人気で妊娠判明とほぼ同時に電話しないと分娩予約が取れない場合があるらしい。
わたしは運良くセーフ!
ということで、とりあえず通う病院は決まったのでした。
食事は大事
相方という呼び方があまりしっくりこないので、これからは、りょーちんと呼びます。
もしくはリョータ?!
(本名も文字ってるがただのスラダン世代w)
そんなりょーちんの酒に次ぐ趣味は料理で、家にいる日や飲みに出る前にはよくご飯を作ってくれる。
ちなみわたしは、、才能もなければ作る気もゼロ😅
女子力がピンチ…
今日の夕飯は、中野の魚屋さんで買ってきた金目鯛(でかっ)を捌き、
半分は煮付けに、
残りはお刺身に!
出汁にも凝るタイプなので味付けも濃過ぎず上品、うまいいいー。
わたしが思いっきり喜ぶから、りょーちんも嬉しそうにまた作ってくれて、一緒に並んでご飯を食べて、こういう毎日がずっと続けばいいのにと切に願う…
現実は壮絶なケンカが繰り広げられているけれどもっ。
あと、デカい魚のエラってまるで人喰い草のようにキモイことを知りました。
13週*新型出生前診断を受けてきた
新型出生前診断を受けることは決めていたけど、どこで受けるかで迷っていた。
認可を受けている医療機関にするか、検索してヒットしたクリニックにするか…
一概には言えないけど、クリニックの方が、検査を受けるハードルが低い。
たとえば、検査を受けるための遺伝カウンセリングというものを夫婦揃って受けなくてもいいとか、結果を電話で聞くことができるとか…。
認可されている病院の方がカウンセリングに時間をかける分なのか予約が取りづらかったり、この検査を専門でやっているわけではないから受けられる曜日が限られていたり…
そもそも認定を受けている医療機関は日本で100を切るらしく、そこに希望者が殺到するからそりゃ混むよね。
それに、その病院で分娩予定じゃないと検査してくれないという所もまだまだ多かった。
わたしはというと、いろんなブログやクチコミ読んで悩んだ結果、神宮外苑前ミネルバクリニックで受けることに。
ここがまたー、クチコミでは賛否両論、ブログはなかなか過激…というなかなか難しい立ち位置にありそうなクリニック。
夫婦揃ってカウンセリング中に旦那があまり話を聞いてなかったように見えたからその夫婦は追い返した、とかね。
え、ふつう?
ただわたしは先生(気のお強そうなサバサバ系の女性)のブログを読んだりして、嫌いではないなーと思ったのでここにしました。
カウンセリング当日に検査(採血)もしてくれるというのもよかった。
そして検査日当日。
外苑前の駅から徒歩5分程度のクリニックは移転したばかりということでまぁまぁキレイ、完全予約制なので先客と入れ違いで診察室へ。
新型出生前診断とは、という厚めの冊子と、いくつかサインする用紙を渡されて、1人で読む。書いてあることは概ねネットで下調べした内容と同じ。
この検査ですべての胎児疾患がわかるわけではないこと。
わかるのは3種類の染色体異常のみであること。
陰性、陽性の結果は100%の確率ではないこと。
ぱぱっと読んでいると、噂の先生登場。
思ったより小柄だけど、ハキハキしていているところはブログの印象通り。
早口で冊子を読み合わせして、質疑応答して、サインして採血して終わり。早い〜。
早いけど、質問には丁寧に答えてくれだと思う。
結果は2週間後とのこと。
わたしは来院して結果を聞くことにした。
そうだ、
質疑応答の後、採血の前に、先生に「なんで検査を受けよう思ったの?」と聞かれた。
わたしは、万が一の場合、生まれる前から備えておけるように、って答えた。
けど…
正直この時点では、万が一の結果だった場合どうするかなんて全く決めきれていなくて、小さな嘘をついたような気持ちで帰り道は罪悪感を感じた。
自分サイテーだと思った。
8週*今夜も帰らぬ相方との出会いについて
妊娠8週目、いまのところ、つわりなし。
回数は減ったものの、相方は変わらずのキャバクラ通い。
あと、家から徒歩2分の場所にあるバーにはほぼ毎日飲みに出ている。
このバーだけにしてくれれば安心なんだけどなぁぁぁ。
このバーは、相方とわたしが出会ったお店でもある。
2年前の2月、仲良くしてもらっていたゴールデン街のバーのママ(といっても同い年!)とこのバーに飲みに行って、
それはそれはしこたま飲んで、ダーツ負けてはテキーラ、負けてはテキーラで朝まで飲んで、朝ごはん食べて帰った気がする…。
人は悪くないが女癖があまりよくないお方と知ったのはその後のお話。笑
それがまさか2年経って子供ができることになるなんて人生何があるかわからない…。
きっとこれからも、もっと色々なことがあるんだろうな。
なるようになる!って割り切ったことを口では言いながらも実はけっこう悩むタイプ、
思い詰め過ぎないようにしなければ…
といいつつキャバクラ通いだけはなんとかならんかな、と今夜もまだ帰らぬ相方をぼんやり待つのです。
あーつらい。